2009,01,17, Saturday
寒稽古、終了!
恒例の寒稽古が本日終了しました。今年の寒稽古はとても寒い中、部員たちはよく頑張ったというのが第一印象です。残念ながらインフルエンザにかかったり熱で欠席したりした部員もいましたが、それぞれに得るものがあったと思います。
また、多くの方々にご支援、ご協力いただきましたことに心より感謝いたします。保護者の方々には、早朝よりご子息を送り出していただきました。西宮甲武道院からは毎年炊き出しのための食材費をご協力いただいております。
西宮甲武道院の小学生並びに保護者の皆さん、関西学院大学少林寺拳法部、豊中道院、そして報徳学園少林寺拳法部卒業生と部員以外にも多くの方が参加されました。寒さ厳しい早朝より本当にありがとうございました。
1 期間 2009年1月13日(火)〜17日(土)
2 時間 早朝練習 午前6:30〜8:00(6:20更衣完了)
放課後練習 午後15:40〜18:00
3 練習内容 早朝練習 基本練習、グランドでランニング
放課後の練習 基本練習、鎮魂行、ランニング、筋力トレーニング
4 主座
1月13日(火) 佐川拳太郎
1月14日(水) 津馬清志郎
1月15日(木) 中条/一樹
1月16日(金) 津馬清志郎
1月17日(土) 佐川拳太郎
寒稽古を終えて
寒稽古最終日は奇しくも1月17日、あの阪神淡路大震災の日でした。多くの片貝の地を宇張られ、かけがえのない家族友人、財産、様々なものを失いました。本校も、またこの少林寺拳法道場も大きな被害を受けました。しかし、私たちは今こうしていたみのひどい道場ではありますが、専用道場があり、元気に少林寺拳法を修行しております。震災でなくなられた方や大きな被害を被った方のことを考えれば、専用道場があり少林寺拳法を修行していることに感謝しなければなりません。そして、感謝するということは、タダ言葉で「ありがとうございます!」と言うだけではありません。もちろんまず言葉で「ありがとうございます。」というのは大切ですが、それに伴う行動がなければ本当に感謝していることにはなりません。
道場があって「ありがたい。」と思うのであれば、道場を大切にし、そうじや整理整頓、様々な手入れをしてこそ感謝しているということになるはずです。
震災で命を失って学校に行けなくなった子供対も数多くいます。私たちはこうして学校に通い、日々楽しく過ごしております。これに感謝するのということは、学校でしっかり勉強し、クラブ活動に打ち込み、自分を成長させることです。
こうした行動が伴わなければ本当の感謝ではないのです。寒稽古最終日に、参加者全員で黙祷を捧げて震災で亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、「感謝」について考えました。
寒稽古皆勤者(期間中早朝練習、放課後練習ともに全回出席した生徒)
高校2年生
佐川拳太郎、津馬清志郎、中条一樹、真田幸智
高校1年生
土田 樹、河野北斗、佐々木久貴、平井彰人、花田大空、村田 瞭
中学3年生
中村建太
寒稽古精勤者(期間中早朝練習に全回出席した生徒)
中学2年生
山口 翼
熱が出て途中欠席したものの後半また寒稽古に復帰した生徒や、熱と戦いながら必死に登校した生徒もおり、みんなとてもよく頑張ったと思います。
この頑張りを今後の自信にとして、少林寺拳法だけでなく様々な場面で活躍できるようになって下さい。
お疲れ様でした!!!
P. S.
寒稽古の週は午前6時の時点で気温0度から1度でした。ランニングは午前7:30開始です。「歩調」の号令をかけながら裸足で走り、やがて胴衣を脱いで裸になり、寒さと戦いながら走ります。ここで気合いを抜くとあとで熱を出してしまうという緊迫感が良いですね。
しかし、裸で走りながら写真を撮るのは、どうしても運動量が落ちるので、寒さが身にしみて少々きついです。合掌。