2008,01,18, Friday
寒稽古第4日
報徳学園は報徳思想を建学の精神としております。その中に「積小為大」の教えがあります。小さなことを怠らず励んでこそ、大きなことに至るという教えです。これは人間生活のあらゆる場面で生かされる教えです。
寒稽古も4日目となり、そろそろ疲れもたまってきたころです。朝起きるのがつらかったり、寒さに負けそうになったり、・・・。しかし、ほんの少し頑張れば何事もなかったかのように物事は進んでいきます。ほんの少し頑張れば、ほんの少し勇気があれば!この小さな勇気の積み重ねが大きな勇気に至るということを端的に表した詩があります。
寒稽古を通して、この小さな勇気の大切さを理解し、この小さな勇気をたくさん身につけてほしいと思い、今日は東井義雄先生の詩「小さい勇気をこそ」を紹介しました。
小さい勇気をこそ
東井 義雄
人生の大嵐がやってきたとき
それがへっちゃらで乗りこえられるような
大きい勇気もほしいにはほしいが
わたしは
小さい勇気をこそ ほしい
私のたいせつな仕事を後まわしにさせ、
忘れようとする小さい悪魔が
テレビのスリルドラマや漫画に化けて
わたしを誘惑するとき
すぐそれがやっつけられるくらいの
小さい勇気でいいから
わたしはそれがほしい
もう五分くらいねていたっていいじゃないか、
けさは寒いんだよと
あたたかい寝床の中にひそみこんで
わたしにささやきかける小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気をこそほしい
明日があるじゃないか
明日やればいいじゃないか
今夜は もう寝ろよ と
机の下からささやきかける小さい悪魔を
すぐ やっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい
紙くずがおちているのを見つけたときは
気がつかなかったというふりをして
さっさと行っちまえよ
かぜひきの鼻紙かもしれないよ
不潔じゃないかと呼びかける
小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気をこそ わたしは ほしい
どんな苦難ものりきれる
大きい勇気もほしいにはほしいが
毎日 小出しにして使える
小さい勇気でいいから
それが
わたしは たくさんほしい
それに
そういう小さい勇気を軽べつしていては
いざというときの
大きい勇気も
つかめないのではないだろうか。
明日は寒稽古最終日、小さい勇気を振り絞って全員元気に出席してほしい。
寒稽古も4日目となり、そろそろ疲れもたまってきたころです。朝起きるのがつらかったり、寒さに負けそうになったり、・・・。しかし、ほんの少し頑張れば何事もなかったかのように物事は進んでいきます。ほんの少し頑張れば、ほんの少し勇気があれば!この小さな勇気の積み重ねが大きな勇気に至るということを端的に表した詩があります。
寒稽古を通して、この小さな勇気の大切さを理解し、この小さな勇気をたくさん身につけてほしいと思い、今日は東井義雄先生の詩「小さい勇気をこそ」を紹介しました。
小さい勇気をこそ
東井 義雄
人生の大嵐がやってきたとき
それがへっちゃらで乗りこえられるような
大きい勇気もほしいにはほしいが
わたしは
小さい勇気をこそ ほしい
私のたいせつな仕事を後まわしにさせ、
忘れようとする小さい悪魔が
テレビのスリルドラマや漫画に化けて
わたしを誘惑するとき
すぐそれがやっつけられるくらいの
小さい勇気でいいから
わたしはそれがほしい
もう五分くらいねていたっていいじゃないか、
けさは寒いんだよと
あたたかい寝床の中にひそみこんで
わたしにささやきかける小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気をこそほしい
明日があるじゃないか
明日やればいいじゃないか
今夜は もう寝ろよ と
机の下からささやきかける小さい悪魔を
すぐ やっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい
紙くずがおちているのを見つけたときは
気がつかなかったというふりをして
さっさと行っちまえよ
かぜひきの鼻紙かもしれないよ
不潔じゃないかと呼びかける
小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気をこそ わたしは ほしい
どんな苦難ものりきれる
大きい勇気もほしいにはほしいが
毎日 小出しにして使える
小さい勇気でいいから
それが
わたしは たくさんほしい
それに
そういう小さい勇気を軽べつしていては
いざというときの
大きい勇気も
つかめないのではないだろうか。
明日は寒稽古最終日、小さい勇気を振り絞って全員元気に出席してほしい。
| 監督からのメッセージ | 09:29 PM |